株式会社ソルフェリオーナ　代表取締役　菊地 将

御社の今後の事業展開を教えて下さい。

元々その風評被害対策というのは、なかなか企業は取り組まない領域ですが、今後は、取組みにくいというハードルを下げて、どの企業様もしっかり風評被害対策をする、スキームを作る部分のサポートが出来ればよいと思っています。採用支援として求人代理店事業もやっているので、例えば弊社の求人代理店機能を使って求人を掲載してくれた会社様には、風評被害対策を無料で提供する形で、少しでも企業がネット上の口コミや評判っていうものをしっかりと対策をして正しい情報を届けられるような状態を作りたいと思っています。

ー　風評被害対策というのは、具体的にどういった感じで行っているのでしょうか？

具体的にいうと風評被害対策っていうのは結局悪い口コミとかを削除するのが１つです。弊社で毎日削除の作業をやらせて頂いたり、ただ削除すればいいという話では勿論ないので、例えば大きな会社様であれば、自分の所の社員が何処に何を書いているのか分からないので、それを監視してモニタリングして、どういう書き込みが今Ｗｅｂ上に出てしまっているのかという分析を行ったりだとか。この２つがメインですね。

ー　採用支援というのは、どういった内容か教えてください。

採用支援は３つありまして、１つは求人代理店業務です。代理店通す事によって生まれるメリットや運用方法を企業様に対する付加価値として提供して、ただ求人を出すだけではなく、しっかりと良い人材が採用出来る様にサポートさせて頂くのが求人代理店です。

もう１つは成功報酬型の人財紹介です。人財紹介の場合は、求人を出しても取れるか分からない、自信がない企業様とかであれば実際に求職者の方を弊社の方で連れて来てすぐに面接をしてもらって気に入ったのであれば採用してもらうって形のサービスです。初めて採用する場合は、こちらがお勧めかなと思います。

最後の１つはあまり最近はやっていませんが、新卒の合同説明会です。弊社で学生さんを１か所に集結させて頂いて、企業様に直接そこで説明会を行ってもらうっていうのを複数社同時に開催する。紹介も中々良い人と巡り合えない、数多く会いたいという場合にはそういった形で会ってもらう形を作っています。この３つがあればだいたいどれかは企業様も理想とする採用が当てはまると思うので、それがどれになるのかっていうのを相談しながら提案していく形です。

スタッフに対してどうなって欲しいとかという思いはありますか？

会社の規模は小さいですし、社歴も浅いという事で充実の福利厚生みたいなのは正直まだ与えられないですが、その分色んなサービスをほとんど自社で自分たちの力で提供している会社なので、共に成長してくみたいなところに価値を感じるようになって欲しいと思っています。無理やり成長してほしいとかいう話ではなくて、そういったところに価値観が動いていくようになってもらえると嬉しく思いますね。

ー　ちなみにどういった人財を採用しているのでしょうか？

実際に採用しているのは、年齢層でいうと結構若い人が多いですね。僕自身の年齢がまだまだ若いっていうのも少なからずあるとは思うんですが、良く転職や就職ってなると、今まで何やって来たのですか？即戦力になれますか？みたいなのが問われやすいと思いますが、どちらかというと今まで何して来たかよりはこれからどうしたいかみたな所に僕自身は価値を置いています。実績少ないですがこれから頑張りたいんです！という人が一番僕は合うので、必然的にそういうスタッフが弊社には多いです。

ー　今までは別の仕事であってもやる気さえあればという感じですか？

そうですね。やる気と後はただ収入安定してほしいとかっていう考えじゃなくて、一緒に成長していくってところで価値観を合わせて行けそうな人ですね。

今の仕事で何が一番のやりがいですか？

弊社でまず殆どの人が最初にやる事が電話営業、コールセンターの電話営業です。これって一見辛いんですよ。物凄い数の電話を掛けて断られながらも、お客さんを探してくっていう、しかも会ってもいないお客様ですから。それは逆を返せば１から信頼関係を築いていける関係なので、ただ単にお問い合わせが来てお客さんになりましたっていうよりは自分がしっかりと説明をして関係性を作って契約に至ったお客様ですから、自分が沢山電話を掛けた中で自分に価値を感じてくれたというところにやりがいがあると思っています。

ー　人間関係が大事って事でしょうか？

そうですね。サービスって似たようなものって沢山あると思うので正直どこ使っても一緒だっていう声はあると思うんですよ。何が違うのかって言うとそれは担当の人との関係性、料金や費用とかとは別の部分ですがとっても大事な部分だなと思っています。

なぜ、今のポジションで仕事をしようと思ったのですか？

僕自身が会社をつくったのが大学４年の時だったのですが、就職活動はしていて大手からベンチャーまで様々見ましたが、いわゆる成長に価値をおいているという会社は沢山ありましたが、さっきの信頼関係第一っていうのが中々合わさる会社ってないという事を就職活動の時感じました。自分が理想とする環境は自分で作らないとだめなのだろうなと思って、社会経験０（ゼロ）だったんですけどスタートしたような感じですね。

ー　そのなかでやっぱり大変だった事ってなんでしょうか？

大変だったというよりは、分からなくて戸惑ったっていう所は一般的な社会人マナーでした。お客さんをとるのが難しいとか資金繰りがなんていうのは、当たり前の話だったんですけど。コールセンターの電話営業やり方すらも分からなかったので、それを１から調べたりですとか自分なりに工夫してみたっていうのが、大変でしたけど面白くもありそれはそれで良かったかなって感覚でいますね。

ー　菊地さまの会社への思いや今後のビジョンなどがお聞き出来、弊社としてもわたくし個人としても大変勉強になりました。色々とお答えいただきありがとうございます。御社のこれからのご発展をお祈り申し上げます。本日は、ありがとうございました。

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