企業よりも『この仕事をするからこの会社を選んだ』が大事

 

 

就職活動をする時の企業選びのポイントとしては、まず『自分がどのような事を重要視するのか』という事を考える必要があります。

 

 

つまり、会社選びよりもまず自分がやりたいことを確認するという事をしなければならないという事です。

 

 

決め方に正しい方法というモノは無いのですが、まずは仕事から選ぶという事を考えるのが良いでしょう。

 

 

それからその仕事をしている会社を考えるという事です。

 

 

というのは、今は全ての会社が成果主義というものを考えていて、以前の様な終身雇用というような考え方はありません。

 

 

つまり、会社を選ぶのは自分が成果を出して報酬を獲得するための場所を選ぶのだという事であって、自分がお世話になるところを選ぶという事では無いという意識を持つ事が大切になるという事です。

 

 

会社が終身雇用では無いという事は、別に会社に忠義を尽くすというような事を求められるような事もなければ、そのような人材も必要としないという事を意味しています。

 

 

ですから、会社で選んでも意味は全くないし評価されることも無いという事です。

 

 

 

 

そのため、昔でいうところの面接で、『何故この会社を選んだのか』という質問に対する受け答えも変わってくる事になります。

 

 

昔であれば、『御社が素晴らしい事業をしているので自分もそこで働きたいという事を思った』というような事を言えばよかったのですが、これはもう意味をなさないものとなっているという事になります。

 

 

何故なら、会社は別に忠誠心など求めてはいないわけですから、別に会社を褒めてもらっても意味はありません。

 

 

求めているのは成果を出すことが出来る人材なのかどうかという一点のみなのですから、就職活動をしている側もこの一点のみについて回答すればよいという事で、後の余計な事は言う必要もないという事になるわけです。

 

 

要は自分がどれだけの成果が出せるのかという事を回答すればよいという事になるだけです。

 

 

企業を選ぶ時には、自分が求めている仕事をする事が出来るのかどうか、その環境があるのかどうかという事を真っ先に考えるようにしましょう。

 

 

求めている仕事が具体的に無いというような場合は、まずこれを決めるという事をする事が必要になります。

 

 

というのは、企業選びというのは仕事選びでもあるからで、この仕事をするからこの会社を選んだというのでなければならないという事です。

 

 

 

なんでもやりますスタイルがNGな理由

 

 

今の時代の就職活動で最もやってはいけないのは、会社のいう事はなんでもやりますというスタイルです。

 

 

これをすると完全に足元を見られて、将来の無いところに配属されるという事になるでしょう。

 

 

ある意味では会社としては最も嬉しい人材という事になるかもしれませんが、そのようなところに配属されるとまず出世もなければ、自分のやりたい仕事が出来るようになるような環境もありません。

 

 

基本的に企業というモノは巨大な組織で出来上がっているので、この組織を壊さないという事を一番の目標に考えて出来ています。

 

 

様々な企業の社長がとてつもない才能の人材を欲しているというような事を言いますが、決して企業はそのような人材を欲してはいません。

 

 

 

 

企業にとって最も興味のある事は『企業の組織の維持』であって、組織が壊れてしまうような人材はまず要らないという事になるわけです。

 

 

この事を勘違いしないようにしなければなりません。

 

 

ですから、自分が企業を選ぶ時に何でもするので、この組織に入れてくださいというような事を言うと、企業側は喜んで組織の末端の誰でも出来る仕事を押し付ける用になるわけです。

 

 

そして、誰でも出来るという事を理由に給与はそこから一生上がる事はありません。

 

 

組織の上に上がる人達は既にエリートコースというところで確保されているので、組織の下にいる人がそのような組織を壊すような事は求められないからです。

 

 

 

エリートコースについて

 

 

これはどんな組織にいても同じですから、自分がまず企業に入るという時には、その組織のどこに自分が入るのかという事を意識する必要があるという事にもなるでしょう。

 

 

エリートコースだというのであれば、それは問題ないのでそのままエリートになれる会社を選択するようにしましょう。

 

 

エリートコースかどうかというのは最初の待遇で既に分かるようになっています。

 

 

 

 

エリートは就職活動などしなくても既にその会社に内定しているということがあって、会社から求められて求人が来ているという場合はエリートコースですが、就職活動をしているという事であれば、その時点でエリートコースではありませんから、自分が生きていく事が出来る道を自分で見つける必要があるという事になります。

 

 

これが自分の仕事を選択するという事です。

 

 

ですから、自分が何がしたいのかという仕事を決めることが大前提となるというわけです。

 

 

そして、その仕事をする事が出来る会社を選ぶというのが次の段階で考えるべき事という事になります。

 

 

ポイントとなるのは、給与でも待遇でもなく自分が成果を出すことが出来る仕事が出来るのかどうかで考えるところです。

 

 

 

 

 

 

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