就職難の時代が続いていますが、これは個人の力ではどうにも変えることができない部分です。
現在のように、氷河期に比べると多少就職率が良くなったのは良い方で、就職氷河期のころは一般の企業ですらほとんど採用していなかったところが多かった時代です。
それゆえ、希望しているところに入れないどころではなくランクを二つぐらい落として求職活動しなければなりませんでした。
就活生は大きく二つに分類される?
ではその違いはどのようになっているかといえば、大きく二つに分類されているでしょう。
一つは、自分は運が悪かったと思いあまり出征などをしておらず輝いてない人です。
このような人たちは、就職難の時代に自分が大学を卒業したことに対して不満を持っておりそれがきっかけでなかなかはい上がろうとしないわけです。
つまり、他人のせいにすることにより自分がみじめな姿を見てもらいたいと復讐のような気持ちを持っているのが特徴になります。
もちろんこれは復讐してやろうなどと考えているわけではありませんが、心の底では惨めな自分を見せることで誰かに復讐をしているような気分になるわけです。
これに対して、たとえランクの低いところに就職したとしてもその中でほかの優秀な企業と並んで実力を持っている人も存在しています。
このような人は、自分が就職したことに対して不満を持っているかもしれませんが結局はそこに就職してありがたかったと感じている人です。
あとは自分で道を切り開きたいと考えておりそれを実現した人といえるかもしれません。向上心のあることが特徴で自分で道を開くため自力本願の強い人といえるでしょう。
良いところに採用をされたからといって人生が輝くわけではない
このように考えれば、まず最初の段階でどこに就職するのかはそこまで強く意識する必要がありません。
結局頑張り次第でその企業の中でもトップレベルになりますし、もしかしたら社長になれる可能性もあります。
いくら優秀な企業に合格したとしても、そこから転落する人生もあり得るわけです。
よく、自分は有名大学に出て行って素晴らしいと思っている人は自分の過去の自己紹介ばかりをしたがる傾向があります。
たいていその人は、就職してからほとんど伸びておらず一番輝かしかった大学時代の思い出ばかりを語るようになるわけです。
つまり、いくら良いところに新卒採用をされたからといってその人生が輝けるわけではありません。
ここまで考えると、たとえ待遇の良いところに就職していてもそうでなくてもそこまで変わらないことが理解できるでしょう。
運が悪いかどうかも、実は主観的な問題であり実際には就職難だった事実があったと言うだけになります。
それに対して自分がどのように評価をつけるかは自分自身の頑張り次第といえるでしょう。
頑張ってきた人は、たとえ有名な会社でなくても就職してよかったと考えられますし、逆にがんばれなかった人は何でこんなとこに入ってしまったのだと嘆く気持ちが出てきます。
結局は、自分自身が原因を作ってしまっていることに気がつかなければなりません。これが唯一の対処法といえるかもしれません。
自分自身のアピールをしっかりすることが重要
これらを前提にして考えると、かなり気持ち的に楽になるはずです。いずれにしても、新卒採用されにくいならばはランクを落としても問題ありません。
その会社に入ってから頑張ればよいだけです。
給料が変わらないならば、転職をするといった行動も考えられるでしょう。
もし、転職するのが難しいと考えているならばそれはその人の力量不足と言わざるをえません。
本当に実力があるならば、引き抜きとよばれる方法で別の会社から誘われます。
これにより、給料は今以上にアップし、よい生活が送れるわけです。
しっかりとした結果を出したい場合には、いずれにしても自分自身のアピールをしっかりすることが重要になります。
アピールをする場合には、自分はこのような凄い人間といったことをアピールしなくてはいけません。
なぜなら、会社側からすればその人を採用するに当たり会社にとって良い影響を与えるかどうかつまり売り上げを伸ばせるかどうかを中心に考えているからです。
面接官も人間ですので、それが当たる場合もありますし外れる場合もあります。
ですがそれは結果論になりますので少なくとも面接の段階では会社に入ってこの人は伸びそうなのかあるいは試そうなのかといった観点で考えているわけです。
会社自体の把握も忘れずに!
最終的に、合格をすれば文句はありませんが不合格だったとしても別の企業に自分をアピールしましょう。
この会社に入れば自分はこのように活躍できるつまり売り上げを伸ばすことができると話しそれを説得すればよいだけです。
ただあまり複雑になってしまうと相手に伝わらなくなってしまいますので、可能なかぎりシンプルな言葉で伝える必要があります。
そのためには、まず会社自体の概要をよく理解しておかなければいけません。
どのようなことをする会社なのか、あるいは自分を輝かすことができるのかといった点で見極めていきましょう。
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