売りて市場で就活生にとっては有利な状況です
大学生は3年次の後半あたりから就職に関して情報を集めて検討するようになります。
順調に単位を取得している学生であれば、4年生になると出席しなければならない授業はあまりありません。
就職活動に力を入れられるようになるため、自分の進みたい業種の企業を中心にパンフレットを取り寄せることが多いです。
最近では、人手不足の影響もあり、大学生の就職率が上昇傾向にあります。
東京オリンピックが近いため、景気は上向いており、売り手市場の状態が続いているのです。
就活をする大学生にとっては、有利な状況でしょう。
しかし、景気は変動することが多いです。
現在は比較的景気の良い状態であっても、来年や再来年も同じ状態とは限りません。
景気が後退してしまうこともあります。
特に景気上昇の原因がなくなった場合には、一気に景気が後退することもあるため注意しなければなりません。
2020年には東京オリンピックが開催されることで、経済が底上げされている面が大きいため、東京オリンピックが終わった後は景気の動向に注視する必要があります。
建設業や土木関連の業種においては、特にオリンピックの影響を受けやすいです。
2020年卒の大学生であれば、東京オリンピックが開催される年に新入社員として入社することになります。
記念すべき年に社会人としてのスタートを切れるというわけです。
就活をするのは主に前年の2019年ですが、企業では長期的な計画を元に採用活動を行っています。
オリンピックを目前に控えて景気が過熱している年であっても、翌年以降に経済が冷え込むと見込まれれば、採用を抑えることも多いです。
これまで高い水準で推移してきた就職率も、このまま続くとは限りません。
内定を取れない人も一定割合出て来るでしょう。
そのため、2020年卒の学生は早い段階で準備を始めておく必要があります。
企業の人事担当者が見ている点を十分に理解しましょう
企業が新卒の採用数を抑えた場合でも、大企業であれば一定数の人材を確保します。
人数が減ってしまうため、競争率が激しくなりますが、誰も採用されないという事態になることはほぼありません。
企業が積極的に採用したいような人材であれば、不況になっても内定を得ることができます。
就職率が60パーセント程度に落ち込んだ場合でも、半数以上の人はどこかしらの企業から内定を得ているのです。
不況で内定を得られない人が大勢いる中で複数の企業から内定を得ている学生もいます。
就職率が低い時期に就活で成功するには、企業の人事担当者が見ている点を十分に理解する必要があります。
その上で、企業の人事担当者の目に魅力的に映るような人になればいいのです。 新卒採用の場合には、大学生活を重視する傾向が強いです。
多くの友達を作り、授業にも積極的に参加し、異性交際なども一通り経験しているような学生が、企業の人事担当者の目には魅力的に映ります。
就活セミナーや企業説明会などにも積極的に参加していると、さらに評価が上がります。
出席した人とそうでない人を区別しているケースも多いです。
セミナーなどに出席すれば、パンフレットなどに記載されていない情報も分かります。
面接まで進んだ場合に、セミナーや企業説明会で人事担当者が話した内容を覚えていないと困ることもあるため注意しましょう。
好況のときであれば、企業はなるべく多くの学生を採用しようとするため、セミナーや企業説明会に出なくても内定を得られるケースが多いです。
しかし、不況に転じて採用数を抑えている場合には企業説明会に出席していない人が内定を得るのはかなり難しいでしょう。
2020年卒であれば、早い段階で就職活動を開始し、なるべく多くの就活セミナーに参加しておくのが無難です。
合同説明会や就活セミナーで情報収集をしましょう
就職活動に関連する集まりに多く参加していれば、それだけ選択肢が豊富になります。
希望する業種の企業から内定を得られなかった場合でも、近い業種や関連性のある業種の企業に応募できます。
就職率が60パーセントを切るくらいになると、希望する業種の企業から内定を得られる人は僅かです。
あまり強い関心がなくても、合同説明会などに参加しておき、なるべくたくさんの企業の人事担当者と顔を合わせておくのがいいでしょう。
合同説明会での挙動や発言内容は基本的に採否に関係ありません。
しかし、人事担当者も1人の人間であるため、合同説明会のときに話した内容が頭に残ることもあります。
採否を決定する際に少なからず影響を与えるでしょう。 合同説明会であっても、面接に臨むときのような心構えで話をするのが無難です。
採用数を抑えている場合には、そのような小さな点で差が付きます。
また、服装などにも気を遣わなければなりません。
競争率が激しいと、服装の乱れなどが採否に影響してしまうことが多いです。
スーツが汚れていないかどうか鏡を見てチェックしましょう。
ネクタイが曲がっていないかどうかもきちんと確認してから、合同説明会や就活セミナーに臨みましょう!
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