例年のエントリー数
2020年卒者の就活スケジュールは昨年までと同様に、企業へのエントリーは3月スタートになります。
エントリーから選考までの期間は短期間に限られるため、事前にしっかりとした準備を整えておくことが重要だといえるでしょう。
内定の獲得は短期決戦となり、準備不足の学生は苦戦することになります。
3月1日以降はできるだけ様々な企業にエントリーをして、学業や課外活動やインターンシップなど自らの強みを積極的にアピールしましょう。
エントリーシートの提出や説明会への参加が始まると、志望企業の数を増やして視野を広げることは難しくなります。
2019年卒の先輩たちは平均で40社程度(3月から7月までの期間の平均)にエントリーをしたというデータがありますので、2020年卒者にも同様に40社以上へのエントリーをおすすめしたいと思います。
エントリーは事前準備がカギとなる
企業ごとに若干異なりますが、採用に関する基本的なスケジュールは各企業ともに大きな違いはないようです。
エントリーの開始が3月1日からとなっていますので、その後の会社説明から面接までの時期が活動のピークだといえるでしょう。
企業のエントリーの受付開始は、ほとんどの企業が3月上旬を設定しています。
さらに選考期間についてもエントリー受付開始直後に集中しているようです。
「エントリーが開始されていないから」「選考が始まっていないから」と3月以前になにもせずにのんびりしていると、いざ3月になってから慌てることになるかもしれません。
企業が学生に対して何を求めているのかを考えて、すぐに対応できるように事前に準備をしておくようにしましょう。
それでは各企業では選考の際に、学生のどのようなポイントを重視しているのでしょうか。
各企業へのアンケートの結果によると、新卒者採用では特に主体性を重視する企業が多いようです。
さらに実行力や規律性などが求められることになりますが、重視するポイントについては業界ごとにそれぞれの特徴がありますので、志望する企業が何を求めているのかを知っておくことが重要だといえるでしょう。
適職を見つけるために
3月になって活動を開始すると、仕事や自分の将来についてゆっくりと考える余裕はなくなってしまいます。
自分がどんな仕事をしたいのか、どんな企業の理念に共感するのかしっかりと準備や研究を行うことが、就職活動を成功させるためには必要不可欠となります。
具体的に何をどうすればよいのか分からないという人は、まずは自分を知ることや、企業や業界を知ることから始めてみてください。
自分を知るために行う自己分析や、企業や業界を知るために行う企業研究は、いずれも就職活動においては避けて通ることができない重要なポイントになります。
自分が何をやりたいのか(自分の興味の対象)や、自分になにができるのか(自分の能力)、自分が何のために頑張るのか(自分の価値観)などを知ることで、適職が見つかりやすくなるのです。
自分を活かせる業界や企業を見つけようという視点に基づいて、自己分析と企業研究を経こうして行いましょう。
自分の特性や長所を活かせる進路を見つけるというイメージで、じっくりと腰を据えて取り組んでみてください。
自己分析は一人で悩まないで
自己分析についてはカウンセリングのような難しいイメージを持っている人が多いのですが、実際にはもっと単純なものになります。
自分についての理解を深めるために行うのが自己分析であり、これまでの人生や学生生活の中で何を経験したのかを思い出してみてください。
さらになぜその選択や経験をしたのか、具体的にどのような行動を行って何を学んだのかなどを、じっくりと考えてみましょう。
自己分析を行うことで自身の成長のポイントや強みなどが明確になり、エントリーシートや面接では自分自身をアピールしやすくなります。
自己分析は1人で行うのではなく、家族や友人などの意見を参考にしてみることをおすすめします。
自分のことは自分ではわかりづらく、他社の意見が意外と本質を捉えていることが多いのです。
自分の価値観や能力や興味の対象などが分かり始めたら、次はそれをどの業界のどんな企業で活かせるのかを考えてみてください。
企業と自分との仕事の接点を、「自分の能力をどのように活かせるのか」「その企業で具体的にどのような仕事がしたいのか」などの基準で検討しましょう。
エントリーシートの内容や面接で重視される志望動機を明確にするためにも、自己分析や企業研究は大いに役立つはずです。
今回は2020年卒者の就職活動について徹底解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
志望する企業をある程度まで絞り込むことができたら、次はエントリー候補となる企業のリストを作成しましょう。
一般的な学生は知名度の高い大手企業や一般消費者向けにサービスを提供するBtoC企業などに注目することが多いのですが、日本には企業を対象にサービスを提供する様々な優良BtoB企業がありますので、視野を広く持って様々な企業を選択の対象として検討してみてください。
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