個性は必要ない

 

就活においてのファッションは実は男性よりも女性の方が難しいと言われています。

 

その理由はリクルートスーツだけではなく、メイクや髪型、パンプスやスカートの長さなど考える項目が多く、さまざまなアイテムに注意が必要だからです。

 

2020年卒の就活女性が就職先を勝ち取るためにも、まずはリクルートスーツの選び方を頭に入れておきましょう。

 

まず最初に頭に入れておきたいこととして、リクルートスーツには個性はいらないということが挙げられます。

 

 

 

 

就職活動で数カ月間着用することになるリクルートスーツは、おしゃれなものを選びたいと思う人もいるかもしれませんが、おしゃれを考える必要はありません。

 

スーツには身だしなみを整える役割があり、社会のマナーを守っているかどうかを判断するものとも言えます。

 

女性の場合にはネイルが派手だったり、足元に無駄な装飾が付いているものを選んだだけでも、十分に選考に落ちる可能性が出てきます。

 

特に女性の場合には、髪型やメイクも判断ポイントとなるでしょう。

 

選考が進めば進むほどに、上の階級の人たちと面接を行うことになるため、年齢が上に行けば上に行くほど、身だしなみついて口うるさい人が増えることも考えられます。

 

リクルートスーツは目立つことを考えるよりも、無難なものを選び、内面で勝負をした方がいいということがわかります。

 

 

 

面接する業界によって使い分けよう

 

女性のリクルートスーツの選び方として、まずは色を考えたいところです。

 

スーツの中にはグレーやブルーのものまで様々なものが目に付くことでしょう。

 

しかし『グループ面接などで隣に座る女性と差をつけたい』という理由で色が付いているものを選ぶのはやめましょう。

 

スーツはとにかく黒や紺を選ぶのが無難です。

 

黒や紺は就活の場で悪目立ちすることなくまじめな印象を表現できる色といえます。

 

 

 

 

スーツを着用する際に絶対外せない色といえるでしょう。

 

実際に就活で面接会場に訪れる学生などの多くは、紺や黒のスーツを着用しています。

 

しかし、アパレル関係の企業などを訪問する場合には、まじめな印象を与えながらも、少しはおしゃれ感を出さなければ、その企業にふさわしい人材と思ってもらえない可能性も出てきます。

 

反対に金融系などのかたい業界を訪問する場合には、ダークカラー系の色のスーツの着用が必須となります。

 

 

迷ったらコレ

 

色のほかに柄にも注意する必要があります。

 

柄物のスーツを選びたいという人もいるかもしれませんが、女性のスーツを選ぶにあたり、ストライプ柄は絶対に避けた方がよいでしょう。

 

ストライプのスーツはカジュアルな印象を与えることになるので、面接官に大柄なイメージを持たれてしまう可能性があります。

 

面接官の年齢層が上がるにつれて、ストライプの柄を嫌う人も多いのが現実です。

 

このようなことからも基本の無地を選ぶようにしましょう。

 

 

 

 

そして女性がスーツを選ぶ際に悩むポイントの一つに、スカートスタイルにするか、パンツスタイルにするかということが挙げられます。

 

どちらを選べばよいのか迷った場合には、スカートを選ぶのがお勧めです。

 

パンツスタイルは面接官により印象がまるで異なります。

 

パンツスタイルはスカートよりも活発な印象を抱かれることでしょう。

 

面接官によってはスカートをはいている女性を好む企業が見受けられるのも事実です。

 

そのため迷った場合にはスカートを選んだほうが無難であり、スカートがどの企業であっても違和感を持たせない服装と言えるでしょう。

 

 

 

スカート丈とシャツの選び方

 

そして悩みどころの一つにスカート丈が挙げられます。

 

近年ではミディアム丈のスカートがトレンドになっていたり、ミニスカートが好みの女性もいるかもしれませんが、それらは就活が終わるまでは我慢しましょう。

 

スカートはひざ丈を選ぶのが一番であり、スーツを購入する時には必ず試着して、長い場合にはちょうどひざの部分にくるように裾上げをしてもらいましょう。

 

試着をすることなく購入して、腰の部分にベルトを入れて調整することは、あまりにも品がないと言えるでしょう。

 

 

 

 

スーツだけではなく、ジャケットの中に着用するシャツについてもしっかりと考えておかなければなりません。

 

スーツ売り場でブラウスやシャツを見てみると、襟のないブラウスと襟のあるシャツの2種類を見かけるでしょう。

 

どちらを選べばよいのか迷ってしまう人も多いですが、就活の際には必ず襟のあるシャツを選ぶことが大切です。

 

襟の形は様々な場面で使えるレギュラータイプ、もしくは胸元を少々見せることができるスキッパーを選択しましょう。

 

説明会以外の面接では、多くの場合ジャケットを着用したまま行われることになります。

 

女性の場合にはレギュラータイプのシャツを着ている際には、襟をジャケットの中にしまっておいても、外に出しておいてもどちらでもかまいません。

 

ジャケットの中に襟をしまっておくとシャープな印象を与えることができるため、襟を中に入れたまま着用する女性の方が多く見られます。

 

 

 

 

 

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