就活の身だしなみ、あなたは大丈夫?
面接担当者は話が始まる前の時点で、採用に値する人物かどうかを吟味しています。
2020年卒の男子大学生は就活を成功させる為のポイントとして、身だしなみを十分に研究し準備しておく必要があります。
男子学生の身だしなみで重要なのは、大人に見えるかどうかと信頼性を感じるかどうかです。
曖昧な志望動機やはっきりしない口調と同じように、まだまだ子供に見えて重要な仕事をまかせられそうにない人を採用する企業は少ないです。
一見するとみな同じにみえる就活ファッションにも気をつけるべき点があります。
就活ファッションで差をつけよう
スーツ編
まず、就活ファッションと聞いて思い浮かべるスーツは、ブリティッシュスタイルの細すぎないものがおすすめです。
スーツ発祥の地である英国スタイルがもっともトラディッショナルだと考えられており、オシャレ感よりも信頼感が重視されるビジネスの場にふさわしいです。
また痩せ型の若者に人気の細身シルエットに対して、チャラチャラした印象を持っている年配の面接官は少なくありません。
就職活動は人生を左右するイベントですから、細身好きの人も避ける方が賢明です。
スーツの色はブラックかネイビー、濃いめのグレーがいいでしょう。
社会人のスーツとしては一般的なものでも、他の志望者と比べて色が明るすぎると浮ついた印象を与えるので濃い目のものを選択してください。
柄は無地か薄いストライプがふさわしいです。
ストライプの幅には種類がありますが、ペンシル・ストライプといわれる極細のものがコンサバティブですので適切です。
シャツ・ネクタイ編
シャツは綿100パーセントで、襟がワイドスプレッドあるいはレギュラーのものがいいでしょう。
色は白が基本ですが、薄いブルーも若者らしい清冽なイメージがあるので業種によってはありです。
ボタンダウンやクレリックは普段着に近い種類ですから、採用面接には向きません。
ネクタイはストライプ柄のレギュラータイプのものが最適です。
カジュアルなニットタイや痩せ型の人に合うナロータイは、就職活動の場では大人で信頼できそうな人には見えないのでさけてください。
ネクタイの色は、白や黒がだめなのは言うまでもありません。
自分の肌の色やキャラクターに合った色がいいでしょう。
大人っぽい赤であるボルドーは情熱的に見えるのでおすすめです。
バック・靴編
面接時の印象を大きく分けるのに見落とされがちなのがバッグです。
最も重要なのは、床に置いたときに自立することです。
部屋にはバッグを持って入り着席を促されたら自分の横に置くのですが、置いたときに鞄が倒れていたり崩れていたりすると、どんなに立派なことを話していても様になりません。
ですから、自立するバッグは絶対に必要です。さらに、ビジネスの場にふさわしいブラックの革製のものが最適です。
おしゃれは足元からと言われるように、靴と靴下が面接官に与える印象は大きいです。
ボロボロは言語道断で、しっかり手入れされたビジネスシューズと黒い靴下で安心感を出します。
ひもが黒く、ウッドあるいはレザーの靴底でつま先が少しシャープな黒い革靴が最適です。
このタイプが品があり知的です。座ったときには必ず靴下が見えますから、目立たないブラックのものがいいでしょう。
また、すね毛が見えないようにハイソックスタイプを選んでおくと安心です。
サイズチェック編
どんなにいい素材を使ったスーツやシャツを着ていても、サイズが合っていなければただのだらしない人にしか映りません。
繰り返し試着して、自分にぴったり合ったものを選んでください。
店員に何度も試着を申し出るのは気が引けるかもしれませんが、普段着よりもフォーマルな格好の方がサイズが重要です。
試着回数が多いのは当然のことですから遠慮せずに納得するまで試着してください。
また、スーツはお直しが可能ですから、店員と相談してぴったりフィットするように調整します。
サイズチェックには重要なポイントがあります。
ジャケットとシャツの袖の長さが合っているかどうか、パンツの裾の長さが合っているかどうか、肩のフィット感が挙げられます。
また、ジャケットとシャツ、パンツの胴回りが合っているか、シャツの首周りのフィット感もあります。
合っていないと立っているときや座っているときの印象が悪いだけでなく、お辞儀をするときに寄る皺が汚らしくなります。
サイズには徹底的にこだわってください。
髪型編
髪型も志望者の個性・適性を大きく反映するものです。
重要なのは前髪を上げて額を出すことです。男性でも女性でも額を出すことは信頼感を得るために欠かせません。
一流のキャビンアテンダントやホテルマンで、前髪を垂らしている人はめったにいません。
また、横の毛を耳にかからないようにし、広がらないようにすることも大切です。
耳が隠れていたり、髪の毛が横に広がっているとボサッとした人物に見えてしまいますので注意してください。
ビジネスの場では、洗いざらしのボサボサ頭やマットワックスを使ったスタイルよりも、ウエットなジェルやポマードで固めた方がフォーマルな印象を与えます。
ですから、スタイリング剤とセット方法も研究してください。
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