リクルートスーツのケアのしかた
2020年卒業予定の就活は3月に説明会が開始され、6月には面接開始され10月の内定獲得に向けて精力的に就職活動に励むこととなり、必須アイテムであるリクルートスーツとネクタイをフル活用することになります。
リクルートスーツは面接の際に面接官に良い印象を持ってもらえるように着用するものですので就活生の一番の味方といえます。
一般の背広とは見た目も違いますし、違うコーナーで販売されていることが多いので迷うことなく購入できます。
価格は安価なものが多く1万円台で揃うものも少なくありません。
安価であるということは素材があまりしっかりしていませんのでしわになりやすいといった面もありますので帰宅後のケアを忘れないようにします。
上着、ボトムともにハンガーにつるし、ブラシで汚れをとります。
ボトムは普通のハンガーではなく、ボトム専用のハンガーを使用します。
しわ伸ばしの専用スプレーなどがドラッグストアなどで売られていますので吹きかけておくと良いです。
服をハンガーに吊るしたままで使用できるハンディータイプのアイロンがあればスチームでしわを伸はすのもおすすめです。
ボトムのラインが薄くなってきたらしっかりアイロンをかけていきます。タオルなどでも構いませんので必ずあて布をしてからアイロンをかけるようにします。
タグをみて適正温度を確認しアイロンをかけることが重要です。
ボトムのラインが薄いとだらしない印象になってしまいます。
どうしても自分では無理な場合はクリーニングに出すこともおすすめします。
スペアは多めに用意しよう
クリーニングに出す間のスペアにもなりますし、毎日着用し続けるとどうしても型崩れなどしてしまい面接に悪影響もでかねませんので、できればスーツは最低でも2着は揃えておくと便利です。
シャツも多めにそろえておく方が無難です。
一日来ていると汗や皮脂などで汚れてしまいますのでこまめに洗濯をします。
特に首回りと袖回りは念入りに洗います。
首回り・袖回りの汚れ専用の洗濯洗剤などでしっかり汚れを取ることを心掛けると良いでしょう。自分では気づきにくい場所ですが結構見られている場所です。
ネクタイも同様に何本かそろえておくと良いです。同じスーツでもネクタイによって印象が変わるほど実はスーツを着こなすうえで重要なアイテムといえます。
実は重要なアイテム『ネクタイ』
就活をするうえで適切な色、柄を選ぶようにします。黒・白の無地は冠婚葬祭時につけるものですので当然選択外となりますが、そのほか華やかすぎる色は就活にはふさわしくありません。
一般的にブルー系は清潔さを、ワインレッドなどの深い赤は情熱を、黄色系は親近感を、グレー系は知的な印象を与えますので多くの就活生がこの色を好んで購入しています。
柄はストライプなどオーソドックスなものが良いでしょう。
ネクタイには流行があります。
幅の広さや長さなどが流行によって変わっています。
ちなみにネクタイの幅が細い方は「小剣」といい、太い方を「大剣」といいます。
就職活動でにおいては「大剣」の幅が9cm前後が一番適しています。
「大剣」が7cm以下の細いものはカジュアル用ですので適していません。
スーツの色味に合わせたネクタイを揃えることが一番大切です。
だらしない印象にならないために
リクルートスーツを購入する際に気を付けるのは好印象を与えるためにもまず体にあったものが大前提となります。
丈が長すぎたり、短すぎたり、袖が余っていたりサイズが合わないものはだらしない印象を与えてしまいますのできちんとしたサイズのものを選びます。
サイズ選びで迷ったときは気軽に店員に聞くのが良いでしょう。
リクルートスーツは黒や紺が多いですがこれは協調性を感じさせる色のためです。
スーツのようにストライプなどの柄がない無地が一般的です。
靴は革靴が最適です。
靴も2~3足くらいのスペアがあると良いです。
とにかく歩きますので靴選びも大切です。
足にフィットして履きやすく、軽いものを選びます。
出かける前には靴が汚れていないかチェックします。
また面接に向かう途中で汚れた場合は必ず拭いておきます。
帰宅後は丁寧に汚れをふき取り、艶を出すワックスなどもかけると良いでしょう。
スーツばかりに気が行きがちですが意外に足元は注目されています。
靴が汚れていたり、傷だらけだと、だらしない印象になりがちですのできちんとした靴を履くことをおすすめします。
クールビズの指示が出たら
6月から10月までの期間に5月から9月末までのクールビズ期間が含まれていることもあり、企業側から面接時には「クールビズ」で来るようにとの指示があることがあります。
この場合はそれに従うようにします。
この場合はシャツとボトムがクールビズにあたります。
シャツは無地、白色でボタンはすべて首元までとめてきちんと着用します。
シャツは半袖でも構いませんが、長袖の方が無難です。
この時長袖の場合は腕まくりなどをしないように気を付けます。
ボトムはリクルートスーツのボトムで構いません。ボトムにはラインがきっちりとついた清潔感のある着こなしを心掛けます。
キャリサポ就活は就活の勝ち組になるための必勝術を配信します!
この記事を書いた人
- エントリーシートはどう書くべきか?企業はどんな人材を求めているのか?面接では何を見ているのか?就活生に役立つ情報をお届けします!