大企業とベンチャー企業の比較
就活のスタートアップであれば、ベンチャー企業からするのもオススメです。
理由はベンチャー企業の方が自分の実力をつけるのに適しているという事があるからです。
大企業のようなところに入ると基本的に組織の中の歯車の一つとなるというだけで、ビジネスの全体を考えるような事はまず出来ません。
そうなれば自分の実力はまずつくことは無いと考えていいいでしょう。
何故なら、全体の一部しか出来ないわけですから、それが他所に同じような条件のモノがある事はほとんどないからです。
つまり、その組織でなければ役立たない事をさせられて終わりという事になるのが今の大企業に入るという事だという事です。
これに対してベンチャー企業は全く違う事になります。
何しろ人がいませんから何から何まで全てを自分でするという事が求められることになり、そして全ての結果に対して責任を負うという事を求められることになる。
自分が顔をだしていて、その結果に対して何も責任を持たないという事はまず考えられないのがベンチャー企業での常識という事になります。
そのため、全ての仕事に対して全身全霊で当たる事が求められることになり、やりがいを持って仕事をすることが出来るという事にもつながります。
責任に対する比較
これは大企業と比較をすると一目瞭然で分かるでしょう。
大企業に入るとまず学ぶことは自分が如何に責任を取らないようにするのかという事を学ぶようになります。
そのため、基本的にハンコは押さないし、仕事は自分に回ってこないようにするという事を考えなければならない事を学ぶようになります。
これは上司を見ていると分かるはず。
どのような会議でも呼ばれないと出ていかないというのが、組織では当たり前という事になってしまいます。
会議に出れば当然その結果に対して責任を取ることが求められるようになりますから、会議になれば『自分を呼ぶな』というように上司が言うようになるわけです。
このような事を言う上司が大企業ではほとんどだといっていいでしょう。
これに対してベンチャー企業では自ら会議などには加わって発言をしていくという人ばかりです。
というよりは、自分で会議を主催して全体を引っ張るという事をする人がほとんどです。
このモチベーションの違いというモノが如何に大きなものとなるのかという事は言うまでもありません。
理由はそうしなければ自分の実績が少なくなってしまうからです。
ベンチャー企業で求められていること
ベンチャーで求められているのは結果を残すことであり、少々の失敗については目をつぶるというような考え方があります。
元々ベンチャーなのですから、成功するという可能性が低いビジネスをしているという意識がありますから、失敗して当然という事を考えているのかもしれません。
チャレンジをしているわけですから、責任を取らないで何かを為すことが出来るなどという事が出来ないという事を知っている人達ばかりということになります。
そのため、責任のなすりつけあいではなく、責任の取り合いになっているという事になるわけ。
自分の成果にしたいわけですから、それは当然という事が言えるでしょう。
そうした上司の姿を見れば『なるほど仕事はこのようにして取ってくるのか』という事も分かるようになってきます。
組織に飼われることの怖さ
このように考えればベンチャーでビジネスを覚える事が出来れば他所でも十分に通用するという事が理解できるはず。
何しろ自分で責任を取って仕事をするという事が出来る用になるわけですから、組織に関わらず何処でも自分の力を発揮する場所を作る術というのを身につけることが出来るようになります。
これに対して大企業のようなところに入ってしまうと、自分の安全だけを考えるようになってしまうので、技術も身につけることが出来なければ処世術も身につけることが出来無くなってしまうのです。
しかも、そうした肝心かなめのところはエリートが握っていて、社内でも極秘扱いになっているものですから、他で通用するような技術を知る事も出来ません。
つまり、大企業に入るという事は、その組織の中で飼われるというように考えると分かりやすいでしょう。
そして、その組織を出れば通用しないという事になるわけです。
それがいかに怖い事なのかという事は今の実力主義の兆候を見れば分かる事でしょう。
自分の成果に見合う報酬を
これが就活をするのであれば、ベンチャーをおすすめする大きな理由。
既に今は大企業でも社員の終身雇用を諦めたという事実があるのに、それでも組織の歯車となってしまうという事は、とんでもないリスクを背負う事になるという事を意味します。
最初の給与は確かに大企業の方が良いかもしれませんが、その給与が上がることはまずないと考えて良いでしょう。
理由はそのような責任の重い仕事が回ってくる事はまずないからです。
そして実績がない事を理由にして、そのままの給与で据え置かれるという事は間違いありません。
ですが、ベンチャーであれば自分の成果に見合う報酬を確実に獲得していく事が出来るようにもなるのです。
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