解禁日
2020年卒は前の年と同じように就活のエントリーが可能になるナビサイト解禁日が3月1日となっていて、採用面接の解禁は6月1日です。
つまり、卒業年度の前の年には就活を始めているのが普通であり、卒業年度になっていないからと気を抜いていると流れに乗り遅れます。
ただし、この日付はあくまでも経団連によって定められたものですので、経団連に参加していない企業はその前に開始されていることもあります。
応募書類の書き方
就活では書類選考に通過しなければ先に進めませんので、応募書類の書き方についてしっかりと学んでおくことが大切です。
書類には履歴書やエントリーシートがあり、どちらも就活の最初の方に出すものです。
なかなか通過できない人の書類は何らかの問題を抱えており、それを改善しなければ通過できないまま時間ばかりが過ぎてしまいます。
よくあることとして所定のルールを守れていないということがありますが、ルールを守らない書類はいくら内容が優れていてもマイナスの印象を与えてしまう恐れがありますので注意が必要です。
ルールとは、応募写真のサイズが合っていなかったり、誤字を直す時に修正液を使ってしまったりといったことがあげられます。
当たり前のマナーのような気もしますが、こうした部分を正しく行なえる学生は意識が高いと評価されます。
読み手を思いやることも大事
丁寧にまとめられているのに、読み手のことを全く考えていなくて独りよがりな文章になっているのもNGです。
熱意があるとは分かっても何を伝えたいのかを把握することができず、結局はアピール不足に終わってしまいます。
採用担当者は短時間で多くの書類に目を通さなければなりませんので、分かりにくい書類にはろくに目を通さないこともあるようです。
配慮の行き届いた処理は気遣いを感じることができ、面接でぜひ会ってみたいと思わせることができますので、読み手を意識しながら作成しましょう。
自己分析をきちんとしよう
応募書類ですから、もっとも大事なのは企業が求めている人物像に合っていると表わすことです。
人事が書類を通すかどうかを決定する際に重視するのが、その会社に合っているかという適性です。
適性がないと能力があっても仕事を続けることが難しくなることもありますので適性はとても重視される点であり、応募する側も自己分析をしっかりと行なって適正があるところを受けなければなりません。
自己分析を怠ると自分にマッチするところを受けられなくなるだけでなく、採用試験の時に不利になりますので、手を抜かずにきちんと行ないましょう。
自分の長所や短所が分かっていない学生も心に響くような書類は作れません。
長所や短所も自己分析に関わってくる部分であり、その深さでどこまで自分を客観的に把握できているかが違ってきます。
良い印象を与えようとしてマイナスにならないような短所を探す人もいますが、それよりも自分を深く分析できているという事実の方が大事です。
時間が足りなくなってくると自己分析のような成果が目に見えにくい部分は適当に済ませてしまうことがありますが、最終的に合否を左右するのはこうした作業もしっかりと行えているかという点であり、ただやるだけでなく質にもこだわりたいところです。
自分の力に合った企業を選ぼう
様々な条件をクリアしているのに書類選考に通過できないというケースでは、そもそも受ける企業の水準に達していない可能性があります。
応募する人たちのレベルが自分よりも高くて本人に強みとなるポイントがない場合には、採用担当者に与えるインパクトも小さいですし、何かを成し遂げてくれそうな雰囲気も感じられません。
レベルの高い企業に入りたいとむやみに応募しても時間の無駄になりますので、自分の力に合った企業を受けることが大切です。
グループディスカッション
書類選考に通過できたら面接試験ですが、その前に更に人数を減らすためにグループディスカッションを取り入れている企業もたくさんあります。
グループディスカッションは慣れない場ですので多くの学生たちが非常に苦戦していて、苦手意識を持っている人は少なくないようです。
面接試験のように自分の思いを伝えれば良いというだけでなく、周りの人の話を汲み取りながら自分なりの案を述べたり、他の人の意見に賛同したりと状況に応じた対応が必要になります。
協調性やコミュニケーション能力が必要ですし、思考力や発想力も求められますので、対策をしておかないと急に対応することはできません。
グループディスカッションでは上手く話す必要はありません。
それよりも周りの状況を見ながら積極性を発揮したり、伝えたいことを理論立てて話すことが重要です。
議論を結論に導くためのリーダーシップにも注目が集まることがあり、グループの意見をまとめる役を買って出るのも有効です。
グループでの討論ですから自分の意見ばかりを押し付けるのではなくて他の人にも意見を求めて耳を傾けることも忘れてはいけません。
また、反対意見を述べる場合には相手に対して配慮することも大切です。
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