新卒と既卒における就活の違いとは
2020年卒の大学生で、無視できない問題が就活をどう乗り切ればいいのかという点です。
売り手市場なのですぐに内定がもらえると甘く見ている方もいますが、簡単に乗り切れるものではありません。
まだ準備を進める必要はないと余裕を持っていると、周りの大学生が内定をもらい始めて焦ることになるかもしれません。
また優雅に構えていると、在学中に内定がもらえずに第二新卒での採用を目指す方もいます。
既卒での就活でも大きな違いはないと思っている方もいますが、卒業してからだと採用の条件が大きく変わってくるので注意が必要です。
では新卒と既卒における就活の間には、どのような違いがあるのでしょうか。
その違いとして大きいのが、応募できる企業の数です。
企業側としては、同じ勤務経験がない人材ならば既卒よりも新卒を採用したいと考えます。
そのため募集要項をチェックすると、新卒の募集はあっても既卒だと募集がないというケースも多く見られます。
このように就職するための選択肢に差が出るので、その点を理解したうえで就活に挑むようにしましょう。
インターンシップに参加しよう
では実際に2020年卒で内定をもらうためには、どのような準備を進めればいいのでしょうか。
そのために必要なポイントの1つに、企業による採用活動がスタートする前にできる限りの準備をするという点があげられます。
企業による選考活動がスタートしてから準備を始めたら、ほかの大学生に比べて出遅れてしまいます。
大学4年生になってから準備をするのではなく、3年生のうちからインターンシップなどに参加するのも1つの手です。
インターンシップを経験することで、企業で働く経験ができます。
大学生の場合、業界の内容や働く雰囲気などがイメージできないという方がほとんどです。
そこでインターンシップに参加することで、働くことのイメージがしやすくなります。
自分の中のイメージを作ることで、どのような業界や業種で働きたいのか考える際の材料を作ることにもつながります。
よくわからない場所の中から働きたいところを選べと言われても、迷ってしまうのは当たり前のことです。
だからこそ、業界や業種に関する情報を集めて自分がどこで働きたいか考えていくことが大切です。
インターンシップの参加のタイミングは
就職を希望する学生のうち約7割の方が、インターンシップに参加しています。
そのような多くの方が参加しているものだからこそ、積極的に経験を積んで自分の人生の選択に役立てられるようにしましょう。
またインターンシップは1日だけではなく1週間以上行うものが多いので、時間がある夏休みなどの時期に経験しておくことが大切です。
しかし4年生になってからの夏休みだと、就活が本格的にスタートしているタイミングで時間を割くことはできません。
そのため3年生の夏休みのうちに、インターンシップに参加している大学生も多くいます。
3年生の夏休みに参加できなくても、冬休みや春休みなどの大学の講義がない期間にインターンシップへ参加するのも1つの手です。
自分が働きたいと漠然と思っている業界でも、実際に仕事を経験してみるとイメージとは異なるというケースも多く見られます。
思っているイメージと異なると、せっかく就職してもすぐに仕事を辞めてしまう方もいます。
就職してからイメージとのギャップで戸惑うことがないようにするためにも、採用選考前にどのような仕事かできる限り理解しておくようにしましょう。
企業説明会へ参加しよう
業界や業種に関する理解を深めるための方法は、インターンシップへ参加することだけではありません。
企業説明会に参加して、どのような仕事をするところなのか具体的に話を聞くようにしましょう。
実際に話を聞いてみることで、自分が思っている仕事へのイメージと企業の概要を照らし合わせて働くことについて考えやすくなります。
またさまざまな業界や業種に関する話を聞きたい場合には、合同説明会を活用しましょう。
合同説明会には、異なる業界や業種の企業が多く集まっています。
さまざまな業界の話を一度に聞くチャンスがあるため、その機会を活かして自分にとって役立つ情報を入手することが大切です。
ゆっくりと業界や業種に関する情報を集める余裕があるのは、新卒採用を目指す大学生のうちだけです。
既卒で卒業してから就職先を選ぶ場合、企業を選り好みしている余裕はなくなるべく早く採用してもらうことが最優先になってしまいます。
後悔の少ない就職先を見つけるためには、しっかりと情報収集を行うことが必要不可欠です。
自分が何をしたいのか考えて、やりたいことができる企業はどこか吟味できるようにしましょう。
また希望通りの就職先を見つけるだけではなく、内定がもらえるためにはどうしたらいいか考えていくことも大切です。
例えば就活セミナーなどに参加して、エントリーシートの書き方を学ぶのも1つの手です。
さらに模擬面接などを行って、本番の面接でしっかりと自分をアピールできるようにしましょう。
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