理想を現実に

 

 

就活生は企業の規模や知名度、福利厚生などの条件から選んでしまうことが多いのですが、この先のキャリアプランをしっかりと考えないと長く勤めることができませんし、習得するものが少なくて転職が必要になった時に困ることになります。

 

 

まだ社会人として働いているわけではありませんのでイメージがわきにくいかもしれませんが、将来どのような業務を行いたいのか、どのようになりたいのかをしっかりと考えた上で選択することが大切です。

 

 

目標を立てないとだらだらと時間だけが過ぎることになり、年数は経っているのに使えない社員というレッテルを貼られることも少なくありません。

 

 

 

目標を立てる上で重要になるのが『理想』です。

 

 

5年先、10年先の未来で自分が活躍している姿を想像してみると、何に興味を持っているのかが見えてきます。

 

 

仕事は生活するために必要なものではありますが、全く興味を持てない仕事に就いても長続きはしません。

 

 

興味があれば少々きついことがあっても頑張ることができますし、何かやり遂げた時の達成感は非常に大きなものになります。

 

 

ですから、入りたい企業を考える前にまずは何に興味を持っているのかや、どのような仕事を経験してみたいのかを明確にするという作業が先です。

 

 

 

向いていることを探してみよう

 

まだ将来のことが漠然とし過ぎていて何に対して興味を持っているのかが分からないという場合には、学生時代に打ち込んだことを参考にしてみると良いかもしれません。

 

 

学生時代に夢中になったことは何なのか、どのようなところに魅かれたのかについて詳しく考えてみると、より自分のことを深く知ることができます。

 

 

自己分析を行うとこれまで気付かなかった発見があったり、将来やりたいことが見付かったりするのですが、これといって打ち込んだものがない場合には絞り込みをするのがかなり難しくなります。

 

 

 

強い興味を持てるものが見つからない時には、向いているものを探してみるのがおすすめです。

 

 

適性があれば少しの努力で結果につながる可能性がありますし、将来的に大きく伸びるチャンスがあります。

 

 

適性を知るためにはまずは自己分析をしっかりと行うことが重要であり、その延長線上にありますので時間をかけて取り組みたいところです。

 

 

企業でも特定の分野では適性試験を実施していることがあり、それに通過できなければ内定を勝ち取ることができません。

 

 

もちろん適性試験に合格するためのノウハウも習得しなければなりませんが、その前に全く向いていない仕事であるなら人より時間をかけても習得できるものが少なくなってしまいますので、最初から向いているものを探した方が効率的です。

 

 

適性があるものを探せれば、理想の自分に大きく近づくことができます。

 

 

 

細やかなキャリアプランを

 

理想とする自分が見えてきて目標を立てられたら、それに近づくためのプランを作成します。

 

 

作成するとはいっても、いきなり10年先を見るわけではなく、半年、1年と細かなキャリアプランを立てていくのが大事なポイントです。

 

 

よくキャリアプランを立てるというといきなり数年先の目標などを立てる人がいますが、大きな目標を達成するためにはコツコツと小さな目標をクリアしていかなければなりません。

 

 

一つのゴールとして掲げているものが遠すぎると途中で息切れして挫折してしまうことも多いですし、モチベーションを保てないという問題もありますので、できるだけ小さなゴールを決めて達成していくことが大切です。

 

 

この手法は就活に限らず色々な場面で利用できることであり、コツコツと積み重ねることで気が付いたら大きな成功を手にしていたということにつながります。

 

 

 

周りがどんどん内定をもらいだすと就活生は非常に焦ってしまって、『どこでも良いから内定が欲しい』などと考えてしまいがちです。

 

 

しかし、自分に合わない企業に入って何の理想も持てないまま過ごしていると大事な時間を無駄にすることになりますし、将来やりたいことが見つかった時にもう少し早く気付いていればという後悔をしてしまいます。

 

 

よく考えた上で選択したことなら、その先に予想外のことが待っていて方向変換をしたいと思った時でもスムーズに次のことを決めることができますので、万が一選んだ道が誤りだったと感じたとしても無駄にはなりません。

 

 

就活生には考える時間が必要であり、きちんと考えることのできた学生たちが理想の就職を叶えることができます。

 

このようにキャリアプランの計画まで立てるとなると、就活の準備はかなり早めに始めなければならないことが分かります。自分のことを深く理解し、やりたいことややるべきことが見えてきてから企業の絞り込みを行えば、入社した後にこんなはずではなかったということを減らせますので、離職率の低下にもつながるはずです。就活中は何かと忙しいのでこういった作業を疎かにして臨んでしまう人もたくさんいますが、理想の良い未来を作るためのチャンスを逃してしまうのは非常にもったいないことです。

 

 

 

 

 

 

キャリサポ就活は就活の勝ち組になるための必勝術を配信します！