株式会社アルフォース・ワン 代表取締役 山根 謙生
株式会社アルフォース・ワンは、従業員数50名以下の中小企業様に特化した採用支援サービスを展開する会社です。
中小企業の場合、採用業務はどうしても片手間になってしまいがち。
採用に関わる仕事は多くの時間と労力がかかるためいわゆる「ひとり人事」「兼務人事」の場合、採用に対して100%のパフォーマンスを発揮しているとは言えないことも多いのではないでしょうか。
当社は、そんな人材採用に課題をかかえている中小企業を二人三脚でサポートする会社です。
採用活動にかかる「お金・時間・労力」、すべてのコストを削減しながら、最適な採用手法で人材採用を成功させるお手伝いをさせていただいています。
鋭敏な感性で時代を捉え、より良いサービスを提供すると共に
企業の売上・利益の根幹である人材採用を精一杯応援させていただきます。
御社の事業内容や特徴について教えていただけますでしょうか?
弊社は、求人の総合広告代理店でお客様の求人広告・宣伝活動を支援しております。
直販ですと通常は1媒体多くても2、3の自社媒体しか取り扱えなかったり専属代理店のみだったりするのですが、弊社は幅広く大手求人誌のマイナビ、an、新聞折込み、フリーペーパー等を始め40~50社の求人広告媒体の取り扱っておりますので、本当にお客様のニーズにあった媒体をお勧め出来る事が弊社の特徴になります。
お客様の状況や採用ターゲットなど諸条件をお聞きした上でどの媒体が合うのか媒体の選定は勿論の事、今は良い人材の採用が難しい時代になって来ており、求人の仕組み作りの部分や効果的な広告の出し方、根底的な所から採用のコアなコンサルティング的な部分までトータルでご提供できますので、お客様も高いメリットを得ていただく事が可能です。
また、弊社のような総合代理店がある事を知らず、多くの業者さんを呼んで広告の検討する企業様が多いのですが、大切なお時間を効率良く使い、お客様の今まで掛かっていた時間や労力の削減をしつつ、お客様の課題やターゲットなどの条件をお聞きして、総合代理店として大手求人誌からSNS広告まで幅広く選定しますので費用対効果を最大限に高める事が出来ます。
我々は、採用の根本的な部分のコンサルティングをしつつ、様々なメディアを駆使して人材採用をお手伝いするのが役割なので、「人材採用に特化した広告代理店」や「外付けの人事部」という言い方が一番しっくりくるかなと思っています。
御社の今後の事業展開について教えてください。
今後、採用や働き方というのはより多様化するだろうと思っています。
2020年を契機に~と良く言われていますが、HR業界も例外ではありません。入管法の改正などもあって、外国人労働者の方も今以上に多くなり単純作業など、専門性のない仕事において、日本人の雇用は減っていく可能性があります。
企業側が求める人材の確保は本当に難しくなっていくと思うのですが…だからこそ、HRのビジネスにはまだノビシロがあると考えています。
転職活動もTwitterなどのSNSも駆使して行う時代になっていますし、求職者側の転職や雇用に関する考え方も多様化し大手求人広告の立ち位置も必要性が薄れ、それに伴い求人広告の代理店の役割も少なくなっていくのかもしれません。
一口に採用といっても、その中には人事制度の構築や、採用後の研修や教育、定着のための取り組みなど色々な事柄が内包されています。
今後は、今まで培ってきた「人材採用の窓口」としての役割も大切にしつつ、お客様に長く、近い距離感で寄り添い、採用全体を一貫してカバーできるような企業として進化しなければならないと考えています。
また、新しい取り組みとして、地元である鳥取県に地方創生、活性化を目的とした法人を設立して立ち上げている所です。
今後、東京の一極集中ではなく、各々の故郷やルーツを大切にした事業をやっていきたいんです。
今までにない新しいメディアの立ち上げや中高生の夢を叶えるような経験の場と合わせて、二軸で事業展開を構築しています。
どういった人材を求めてらっしゃいますか?
在宅で、求人広告の記事のライティングが出来る人が欲しいですね。
スキルはあるのに、様々な理由で自宅を離れられない…でも働きたいという意思のある人が沢山いらっしゃると思うんです。
僕は自分で営業をしている為、一人でできる範囲には限度がどうしてもあるのでそれを分担していけるような方ですね。
あとは地方創生の新規事業に関わりたい人も欲しいです。
自分の故郷を大事にしたい、そのためにスキルや時間を生かしたいと考えてる人…弊社としてはそういった人材を欲しています。
普段仕事をしている上で、どんなことを1番に心掛けていますか?
たくさんあるので、1番って結構難しいですね・・・笑
分かりやすいところで言うと、自分の名前って言葉として一番短い呪いのようなものだと思っていて。
僕の名前は「謙虚に生きる」と書いて謙生(けんしょう)という名前なんですが、この名前に背いた行動や生き方をすると何事もうまくいかないと考えていて、仕事に関してもどんな人に対しても、謙虚に接していこうと気を付けています。
ー なぜ名前が呪いだと思ったのですか?
最近になって、より考えるようになったのですが、人からの信頼って自分の浅はかな行動や発言で簡単に失ってしまうものなんだなと思うことが多くて。
大切にしていることは人によって様々ですが、謙虚であるってことは信頼関係に直結してるんだと身にしみて分かったんです。
まだまだ体現しきれない部分もありますが、「相手のことを尊重する」だからこそ毎日目にする名前の「謙虚に生きる」を大事にしています。
ー 2番目に心がけてることってちなみになんでしょうか?
「鷹揚(おうよう)」という言葉があるのですが、これも大切にしています。
2年ほど前に雇用した4人のメンバーが今全員いなくて、その時の事を振り返ってみると、言葉や態度から想いが上手く伝わってなかったかなって思うんです。
その時のことを思い返すと、心に余裕がなくて視野も狭かったと思うんです。
「鷹揚」って、謙虚で明るくて余裕があって気品があるイメージなんですが、当時はせかせかしていて早口、自分の凝り固まった考え方でしかモノを見れない、理想もないのに人の言葉の受け売りでしか人と接してなかったなと反省したんです。
そんな想いをすべて内包した意味で「鷹揚」って言葉を大事にしています。
社内の雰囲気も、モノや時間に追われている時もあるけど心機一転、「鷹揚」を実践しながら改革中です。
でも一朝一夕ではいかないので、毎日コツコツと頑張らなきゃと。「鷹揚」の鷹の字にあやかって、高いところを目指している途中です。
- 山根様の会社への思いとか今後のビジョンなどがお聞き出来て弊社としてもわたくし個人としても大変勉強となりました。ありがとうございました。
会社情報
会社名 | 株式会社アルフォース・ワン(英名:ULFORCE ONE Co., Ltd.) |
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氏名 | 山根 謙生 |
役職・肩書 | 代表取締役 |
住所 | 〒125-0061 東京都葛飾区亀有3-21-11 藍ビル202 |
設立日 | 2016年10月3日 |
資本金 | 3,000,000円 |
URL | http://ulforce-one.co.jp/ |
事業内容 |
■人材採用支援事業 ■メディア事業 |