自分の本当に興味のある仕事を選ぼう
理系の学生の場合だと、就職活動でどのような企業を選ぶのがいいのでしょうか。
内定獲得を目指している学生の中には、企業選びの時点で失敗しているというケースも多く見られます。
例えば給料が高いからという理由で興味がない分野の企業を志望したとしたら、本当にその業界で働きたい別の学生の熱意に負けて採用からは遠ざかってしまいます。
そのため内定を得るための道のりの第一歩は、自分が興味のある分野の企業を選ぶという点です。
では自分が興味のある企業を選ぶためには、どのような点に注意したらいいのでしょうか。
そのポイントの1つが、業界や企業研究をしっかりと行うという点です。
理系の学生であれば、自分が大学で学んできた専門分野を中心に業界研究を行うのも1つの手です。
学校で学んできたことを活かせる企業であれば、興味を持って働ける可能性が高くなります。
『自分の得意分野を活かせるか』というのは、企業に自分をアピールする材料の1つになるという点を把握しておきましょう。
実際に業界や企業研究を行うとき、1つ注意しなければならない点があります。
その注意点というのが、表面だけを調べて満足しないという点です。
表面の部分だけを調べるのではなく、細かい点まで把握することで業界研究や企業研究が完了するのです。
表面的に調べた中途半端な理解だと、しっかりと調べているほかの学生に差をつけられます。
また業界や企業研究をしっかりと行うというのは、自分の志望理由を明確にすることでもあります。
自分が働きたい理由を考えたうえで、就職活動を進められるのかというのは、企業で内定を得るうえで必要なことだという点を忘れないようにしましょう。
インターンシップを活用する
企業で働きたい理由を明確にするためには、仕事について深く理解することも必要です。
そこで大切になってくるのが、インターンシップを活用するということです。
インターンシップに参加することで、実際の企業で仕事を体験することが可能です。
仕事を体験することによって、企業を深く理解して本当に自分が働きたいと思える職場なのか判断することにつながります。
このようなステップを踏まないと、働き始めてからイメージとのギャップに気が付いて後悔する可能性もあるので注意が必要です。
イメージのギャップによる後悔するリスクを防いで、深く企業に関する情報を集めることが大切です。
インターンシップに参加することも大切ですが、内定に直結するわけではありません。
参加できなかったからといって、内定のために不利になるということがあるので時間と相談しながら参加を検討することが大切です。
実際にインターンシップに参加するためには、1ヶ月以上の時間が必要になるケースも見られます。
そのような長期のインターンシップだと、大学やアルバイトのスケジュールによっては参加が難しいこともあるでしょう。
だからこそ自分のスケジュールと相談しながら参加を検討することも忘れてはいけません。
会社説明会の機会を活用しよう
企業に関する情報を集める方法というのは、インターンシップだけではありません。
会社説明会などの機会を活用することで、自分が欲しい情報を入手することができます。
実際に会社説明会に参加する場合には、全体の説明の時間だけではなく終了後の時間を有効活用することも大切です。
全体の時間が終了した後には、実際に働いている社員の方と会話するチャンスがあるかもしれません。
そのような時間を活用することで、働いている方から見た企業の実態について細かく話を聞くことが可能です。
このようにインターンシップや会社説明会の機会を活用しながら、自分の企業選びに役立てることを忘れないようにしましょう。
当たり前のことですが、企業選びが完了したからといってそこで働けるわけではありません。
興味がある企業があったとしても、内定を得なければ入社して働けません。
そこで希望する企業が決まったら、そこで働くためにどのような対策を行えばいいのか考えていくようにしましょう。
面接の対策もきちんとする
就職活動で内定獲得までの選考における最初の関門となるのがエントリーシートです。
特に入社希望者が多い企業の場合には、エントリーシートの段階で多くの学生がふるいにかけられます。
そこでエントリーシートの内容を吟味し、書類選考を突破できるようにしましょう。
実際に記入するときに特に大切なのが、志望理由と自己PRの欄です。
企業研究がしっかりと行えている方であれば、調べたことに基づいて自分ならではの志望理由を考えやすくなります。
書類選考を突破したらグループワークや面接などの選考があります。
ぶっつけ本番で挑むと緊張してしまって何を話せばいいかわからないという状況になる方もいるでしょう。
本番で緊張しないようにするために、事前に模擬面接で練習をするのも1つの手です。
例えば大学のキャリアセンターなどを活用することで、模擬面接をしてもらえます。
このような機会を活かしたうえで、内定獲得を目指しましょう。
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