エントリーシートとは

 

2020年卒就活における企業の選考はエントリーシートから始まります。

 

 

企業はシートに書かれている内容を吟味し学生を選抜します。

 

 

面接での質問の参考にするので重要なポイントになるでしょう。

 

 

文章にまとめるのは難しいもので、作成するにはいくつかコツがあります。

 

 

エントリーシートは学生生活において取り組んだことや実績などをまとめたもので、企業が面接などの材料にするものです。

 

 

 

 

文章を書き始めるよりまずは自分の学生生活を見直すことが大切になります。

 

 

まず学業に関して、自分の学部や専攻などを説明したり、得意科目やゼミ活動・卒業論文などのテーマをまとめます。

 

 

学業以外ではサークル活動やボランティア活動、留学やアルバイトなどで頑張ったことを記載しましょう。

 

 

学生生活を振り返るための作業なので、表などにまとめてみてから企業にアピールしたいポイントを抽出することが可能です。

 

 

 

シートに記載するときのコツ

 

 

シートに記載する場合は年数や人数などの数字を意識して記入することがコツになります。

 

 

例えばテニス部で会計係を担当し部費を改善させた過去があるなら、会計係として細かな改善を積み上げましたや、1年間で部費回収率を95％以上に改善したなどを記載すると良いでしょう。

 

 

なるべく事実や数字などを意識して書くことが大事です。

 

 

 

 

エントリーシートでよく出る質問には、自己PRや学生時代に力を入れたこと、志望動機や将来展望などがあげられます。

 

 

どのような学生生活を送っていたりどのような価値観を持っているかどうか、頑張れる人なのかどうかを把握するための質問になり、過去の自分自身に関して聞かれることが多くあります。

 

 

志望動機や将来展望に関してどのような仕事に関心を持っているのか、企業に興味を持ったきっかけなどをついて質問されることが多いでしょう。

 

 

企業としては採用したらどのような感じで働いてくれるかをイメージしながら面接を行います。

 

 

 

シートに書くことに迷ったら

 

もしシートに書くことを迷ったなら、将来の働き方をイメージできるよう書いてみることをおすすめします。

 

 

書くことに悩んだら業界研究や企業研究を通じて理解した事実なども盛り込むとPRすることが可能です。

 

 

例えば会社の強みとして商品やサービスにこのような強みがあったり、営業体制や財務においてこのような強みがあるなど具体的な魅力を記載すると効果があります。

 

 

他社にはない魅力をあげて他の学生たちと差をつけることが可能です。

 

 

 

 

シートの質問には新しい製品の提案といった各業界に関連した内容もあるでしょう。

 

 

学生が業界や企業の現状を理解していたり、将来展望を描いているかを確認することが可能です。

 

 

下準備として新聞やテレビなどを見てニュースや業界の研究本から、その業界の動きを把握したり企業のホームページで最新情報などを確認しておくと便利です。

 

 

いろいろな分野で得た情報を参考にして、自分の意見や体験などを交えて書くと良いでしょう。

 

 

自分がどう感じているのか、どのような意見を持っているかを記載することがポイントになります。

 

 

 

普段から語彙を増やそう

 

シートには文字数の制限がもうけられているので、指定された文字数において自分の言いたいことを書けないような場合、まずは文字数に関係なく記載してみます。

 

 

後で相手に伝えるのに最適なキーワードなどをチェックしておき、チェックした部分を使って文章をまとめてみると良い文書を書くことが可能です。

 

 

文字数が少ないならあれこれ欲張らずに、絞って書くと良いでしょう。

 

 

 

 

文章を短くするには熟語を使ったり、接続詞を削るなどの方法があります。

 

 

日頃からなるべく語彙を増やすよう意識しておくことで、自分の表現力に磨きをかけることが可能です。

 

 

いろいろな言い換えを行ったり、同じ意味で違う表現などを工夫することによって文章の印象を大人っぽいものにしたり、知性を感じるような文書を書くことができます。

 

 

類語辞典などを見て自分が伝えたいものにぴったり来るような表現を探して見ると良いでしょう。

 

 

 

迷ったら企業側の質問の意図を汲み取ろう

 

エントリーシートはこれだけは他人に絶対負けないことや困難を乗り越えた際の経験談などの質問があるケースがあります。

 

 

自分には大それた体験がないので何を書けば良いのだろうかと悩んでいる学生もいますが、あまり大げさに考えないで身近な事柄をよく見直してみると案外シートに書く題材が見つかるものです。

 

 

 

 

企業が知りたいのは大きな体験ではなく目的を達するためその人がどのように考えたり、どのような行動をとって他者といかにして関わって来たのかという過程です。

 

 

クラブ活動などのせいで時間をとられてしまい課題が上手にこなせなかったという出来事を、休み時間や通学時間を見直してこつこつ勉強することによって成績を上げたなどの身近な話題でも良いでしょう。

 

 

学業やクラブ活動などへの取り組む姿勢が十分伝わるようなエピソードを選ぶと本人としても書きやすく、企業側もその人物を深く観察することができ将来をイメージさせてくれる良い題材になります。

 

 

 

 

 

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