就活を焦っているあなたへ
2021年卒の就活をしている学生さん。
疑問に思うことや、少しでも早く内定をもらいたいと就活を焦っていませんか?
人生を左右するとも言えることなので、誰もが焦りや不安を抱きながら活動しています。
「日本は一定の時期になると、大学生が同じ格好をして就職活動を始める」と言われるように、黒のリクルートスーツに黒のバッグが定番になっています。
皆が同じ姿で同じような手順を踏んで行うなか、人事担当者の目に留まるにはどうすれば良いでしょうか。
ポイントは『ちょっとの差』
就活中で焦っている人におすすめの方法は、ちょっと差をつけることです。
他の学生と違うと不安になる気持ちはありますが、悪目立ちせず注目されるようにしてみて下さい。
長所や短所などを面接で話す機会が多いですが、マニュアル本を暗記するのではなくオリジナルの言い方を作ります。
いつもの受け答えを書き出して、自分の考え方を整理してみましょう。
あまりにも定番化しているなら、オリジナルの言い方にしてみる方法があります。
就活は自分自身を企業に売り込むわけですから、雇ったときのメリットなどを上手に伝えられると目に留まりやすくなるはずです。
人事担当者が能力に目をつけて、その他大勢ではないと判断した場合は採用の可能性が高くなるでしょう。
他の学生と異なる回答をすることを恐れず、自分なりの受け答えをして「普段通り」に近い状態を出したら意外と上手くいくこともあります。
アピールポイントに具体性を持たせよう
少し余裕のある人におすすめの方法は、アピールポイントの数値化です。
たとえば、何かを続けている場合、ただ続けていると伝えるよりも数字で伝えると印象が変わります。
趣味でお菓子を作ることが好きな人は大勢いますが、同じお菓子作りでも「何年間で何種類」のように数字を取り入れると驚かれることも。
学生時代に毎日ジョギングしていた話なら簡単ですが、何年間・何km・何時間など具体的に言うことです。
可能なら、そこから得たもの・自分で改善した点などが言えるようにして下さい。
社会人になって何か問題にぶつかったとき、どのように取り組むのか「問題を解決するためのスキル」が垣間見えると評価が良くなるかもしれません。
自ら趣味を楽しむときに工夫していたことは、アピールポイントとして言っておくと良いです。
入りたい業界に少しでも近づいておく
まだ就活まで余裕があるなら、2021年卒の就活生は2020年卒の先輩から話を聞いたりアピールできるようなことを始めてみることが可能です。
どんなに小さな習慣も積み重なれば目立ちます。
活動が始まってから焦らないためにも、早めに対策をしておくようにしましょう。
どうしても入りたい企業や業界があるときは、その企業や業界がアルバイトを募集していないか探してみます。
本当に興味があることをアピールするために、関連する業界でアルバイトをしながら関係のある資格を取るのはいかがですか。
少しでも現場の様子が知りたい、最低限の知識を得たい熱心な姿勢は評価されるものです。
その業界に人脈を作るなど、事前にできることはやっておくと焦りが減るはず。
大学に入って間もないなど「余裕があるから」とのんびり構えるよりは、就活という一大イベントに向けて準備しておくことをおすすめします。
就活前に慌てて髪の色を黒く戻したり、業界に合わせたメイクを調べる人もいるので可能ならチェックして下さい。
ファッション誌を眺める感覚で、様々な業界に合わせたヘアスタイルやメイクを見ると興味深いものがあり面白いと思うこともあります。
印象を左右するメイクは、慣れていないと不自然になりがちです。
特定の業界を目指している人が、証明写真を撮影するときに業界に合わせたメイクをして工夫することは実際にあります。
面接のときにも同じようなメイクで行けるように練習しておくと、当日に時間がかかることも不自然になることもありません。
慣れた感じでメイクされていると、うちの業界に合っているという印象を与える可能性も考えられます。
社会人らしく『余裕をもつ』練習を
ギリギリにレポートを出す・遅刻が多いなど、いつも余裕のない行動をしている学生だと気付いたら早めの切り替えをして下さい。
活動する場合だけでなく、社会人になると常に「少し先」を考えて動くことが求められます。
行動に余裕を持つようにしておけば、気持ちにも余裕が出てきます。
余裕を持って筆記試験や面接試験に臨めば、必要以上に焦ってしまうこともありません。
社会人として働くようになると、予想していなかった出来事が起きることもあります。
そのとき臨機応変な対応ができる人は、ただ判断力があるだけではなく冷静に先のことも考えています。
万が一こんなことが起きたら、と予想したうえで仕事を進めていることが多いです。
先のことばかり、という意味ではありません。
今のことだけで精一杯ではなく、先のことも考慮したうえで余裕のある行動をしているという意味です。
短期間で多くの企業の説明会に出席したり試験を受けたり、決して簡単ではないのは事実です。
それでも最後まで諦めずに真面目に取り組んでいれば、その経験は後輩へのアドバイスとして後々生かされるはずです。
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