就活に関する悩みは誰にでもある
就活を行う大学生の一番の悩みとなるのが卒業後の進路についてでしょう。
誰しもできれば無事に就職先を決めて晴れて安心の2021年卒としたいものです。
そのためには、とにかく就活に力をいれなければいけません。
ライバルがひしめくなか、ダラダラとしていると先を越されて焦ってしまいます。
ただ、就活に関する悩みは色々と抱えてしまうもので、思うように活動ができないこともあるのではないでしょうか。
大学生の頃の体験というのはそこまで実務には活きてこないことが多い
悩みに感じやすい要素として、例えば自分に秀でた面がなく不安になる人もいるはずです。
周りの大学生の中には海外留学をしたりアルバイトで実績を作ったりしているなか、自分自身はそういったことを特にしておらず、アピールができるところがなく困ったりするものです。
これは私も同じように悩んだことがあります。
友人や先輩などはそれなりに魅力的なアピール材料を持っている一方、自分はと言えばこれといった武器は持っていませんでした。
勉強は普通にやっていたものの、しかし成績がすこぶる良いわけでも、見事な卒論を出したわけでもなく、頑張ったと言えるものが特になかったのです。
同様の状況で秀でたところがないと困っている人もいることでしょう。
そして、就活の段階になってから頑張ってこなかった自分を恨めしく感じてしまうものです。
しかしながら、自分をそんな風に捉える必要は全くありません。
特別な経験をしているからとそれが必ずしも採用に直結するわけではないからです。
そもそも、大学生の頃の体験というのはそこまで実務には活きてこないことが多いです。
大学生が考えている強みと、企業側の考えている強みは必ずしも一致するわけではなく、たとえ特別な経験をした大学生だろうと、採用担当者の目にはそれほど魅力的に映らないことも往々にしてあります。
現にこれといったことを頑張ってこなかった大学生だろうと無事に就活を終えているケースは多いですし、むしろ全体から見れば大半がそれほど大した経験を積んでいなかったりもします。
したがって、卑屈になって自分を捉えることは不要で自信をもって就活に臨むようにしましょう。
意欲採用を狙おう
では、これといった武器がない場合、どのようにして内定を狙えば良いのかというと、意欲採用を狙うのがおすすめと言えます。
要はやる気を人一倍見せることです。
どんなに成績優秀で特別な経験をしてきた人だろうとも、そもそもやる気が見えないようでは採用をしようという気持ちにさせることはできません。
それよりも熱意をしっかりと持ち、頑張ってくれそうな人の方が魅力的に映るものです。
結局のところ、採用した後に活躍してくれそうな人物なのかが重要であり、意欲を見せることで期待を持たれやすくできるはずです。
意欲採用を狙うにはやる気をしっかりと見せることが大切ですが、そのためのポイントとしてまずは自分のやりたいことを明確化しておくことが必要と言えます。
人それぞれ何かしらのやりたいことがあるものですが、その考えや気持ちがしっかりと整理され、熱意をぶつけてくれると相手にも魅力的に見られやすくなります。
逆に何をやりたいのかが不明瞭なようですと採用担当者も一緒に働いているイメージを持ちにくくなるでしょう。
したがってまずは何をやりたいのか、どんなことを目標にしているのかしっかりとまとめておくのが基本です。
整理をつけようと思うと意外とまとまらないこともあるものですが、自分の気持ちと向き合い答えを導き出すようにしましょう。
なお、考えを具体的に伝えられるようにしておくことも大切です。
単に何かをやりたいと伝えるのではなく、どのような理由があってそうした考えを持つのかを明確化する必要があります。
抽象的な伝え方になると輪郭がぼやけてしまい、イマイチ熱意も伝わりません。
ストレートに思いをぶつけた方が分かりやすいため、伝え方と伝わり方を意識しながら整理するのがポイントです。
面接で自分の魅力をうまくアピールしよう
自分自身が持つ強みを確実に整理しておくのも基本です。
採用試験で重視されるのが面接ですが、面接というのは自分の魅力を知ってもらうための時間でもあります。
そして、初めて会う相手に自分の良さを伝えるわけですから、理路整然と自分という人間をアピールしなければいけません。
そのためには強みを分かりやすくまとめて相手に理解してもらう必要があります。
効果的なアピールのためには実例を織り交ぜて伝えるのもポイントです。
強みを象徴するような具体的な出来事を織り交ぜて示すことで、初めての相手でもそういった強みがある人間なのかと理解を得やすくなります。
単に、自分にはこんな強みがありますと言ってもイメージをしにくいですから、相手の立場になって伝わりやすさを考慮しながらまとめるようにしましょう。
企業や業界にとってのメリットを織り込むとなお効果的です。
きちんと企業や業界のことも絡めることで、十分に研究してきた姿勢を見せられます。
いくら自分の魅力を伝えてもそれがマッチしていなければ魅力的ではありませんので、採用をすることでどんな有益がもたらされるのか整理して伝えることが重要です。
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